橋を渡って道なりに進み、笠戸島ハイツを通り過ぎてすぐのところに看板があります。
左折して1キロほど進むと笠戸島家族旅行村に到着です。
南国を彷彿させるヤシの木が出迎えてくれます。
結構広そうですなのでキャンプ場関連施設だけ見学しました。
まずは管理棟から!
気さくなオバちゃんが2名ほどいらっしゃって、見学したい旨を伝えると快くOKくださいました。
結構立派な建物です。パンフレットによると
【オートキャンプ場利用案内】
利用時間:14:00~翌日12:00(チェックイン受付は18:30まで)
サイト料金:2,160円(利用人数は最大7人まで)
電源:全サイトなし
管理体制:夜間当直あり(22:00~翌朝7:00までは出入禁止)
管理棟にはお菓子をはじめ焼肉のたれ(ご当地モノ)、紙皿等々売っています。
ジュースとビールは外の自販機で販売しているのでビール切れても安心です。
隣のサービスハウスには軽食を販売していますが結構お安い!
サービスハウスの前には足湯!無色透明ですが硫黄臭がするので温泉に間違いありません。
足湯用のタオルは管理棟で無料貸し出し!(初めて見ましたよ)
管理棟の裏にある幼児広場は・・・本当に幼児しか遊ばないような・・・
まぁ、休憩園地があるのでそこで体を動かすことはできます。
ゴミは分別すれば捨てて帰れます。
トイレシャワー棟は撮り忘れたけど綺麗に清掃されていて全く問題ありません。
コインランドリー、ユニバーサルトイレ(洋式)もありました。
ということでサイトを見て回ります。全てオートサイトで区画数は19サイトと比較的小規模ですね。
1番サイト:フラットで他より若干広い
(けど炊事棟からは一番遠いのでジャグがあったほうが良いかも・・・)
2番~5番サイト正方形で使いやすいと思います。
ランドロック級2ルーム、ドーム&タープでも普通に張れます。
広さは10m×10mより少し狭いと感じましたが、水道やカマドがないので狭くはありません。
サイト間は垣根があるのでソコソコのプライバシーは守られています。
イメージとしては秋吉台オートキャンプ場や豊田湖畔公園キャンプ場の電源サイトに似ています。
11番と17番、18番と19番は駐車スペースが共用(縦列駐車)なのでグルキャン専用かな?
海が見えるのは1番~9番サイトですけど高台から見下ろす感じですね。
当日はあいにくの曇り空でしたが、天気の良いときはロケーションも申し分ないと思います。
≪クリックでサイトレイアウト図拡大≫
ほかのサイトも悪くはないので、どこを選んでもレイアウトに困ることはありません。
キャンプファイヤー場と炊事棟です。
新しくはありませんが綺麗に掃除されていて作業台もあります。
koutarouは使いませんがカマドもあり。
炊事棟横にもゴミ箱あり。
≪国民宿舎公式HPリンク≫
特筆すべきはキャンプ場から徒歩圏内に国民宿舎がグランドオープンします。
遊歩道を使って徒歩10分程度かかると思いますがキャンプでオープンしたての温泉に入れるんです。
遊歩道の終点(国民宿舎入口)には恐竜のモニュメントもあるというお楽しみ付き。
(工事中だったので施設に中には入れず)
見学してみて思ったことは「なんでこんなに人気がないの?」ということ???
平成27年度の事業報告書および決算報告書(リンク)を見て見ると・・・
年間利用サイト数が延べ340サイトです。年間平均で1日1サイト以下という閑散ぶり・・・
7月~9月の利用者が968人で年間利用者数が1,353人なので3か月の利用者割合は71.5%
5月を加えると1,162人なので4か月の同割合は85.8%になります。
こんなに良いキャンプ場なのに、この状態が続くとキャンプ場は夏季のみに逆戻りしかねません。
ということで、近隣のキャンパーさんはドンドン利用されたほうが良いと思います。
・笠戸島家族旅行村のまとめ
【良い点】
①オートサイトで比較的安価な利用料金(通年営業)
②徒歩圏内にオープンする温泉(国民宿舎)がある
③園内は結構広く、海が見えるロケーション
④足湯がある(タオルも無料)
⑤夏は海水浴もできる(はなぐり海水浴場まで車で3分)
⑥施設の管理状況が良い(芝も短く刈られています)
【気になる(人には気になる)点】
①電源がない(冬キャンも気合で乗り切りましょう)
②下松市内におススメできる観光地がない(koutarouとしては減点)
③フリーサイトに慣れていると狭く感じる(でも個別サイトとしては標準的です)
通年営業が昨年からなのでマイナーなキャンプ場になっていますが
キャンプ場としてのポテンシャルは山口県内でも上位だと思います。
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