アストロ・キャンプのススメ

koutarou

2017年02月01日 08:52

会社の帰りに書店に寄ってみたら奇異なる本が・・・

マニアックな分野になるんですが月刊天文ガイド2月号です。
月刊星ナビとともに、この分野の人気は二分されています。

今月の特集は『アストロ・キャンプのススメ』!

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確かに星空観察とキャンプは相性が良いんですよね。

年越しキャンプで望遠鏡を持って行きましたが、まぁ~良く見えること!

志高湖の奥はノー照明ですからねぇ・・・
ハッキリ言ってkoutarouが持っているのはビクセンの8センチ屈折式望遠鏡ですので
望遠鏡のジャンルでいえばエントリーグレード・・・理論上の集光力は肉眼の131倍
精度も中国組み立て、レンズ構成も国産のタカハシあたりと比べりゃ雲泥の差・・・

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20センチ反射式になれば理論上は肉眼の816倍(反射式の実集光力は約8掛け)です。
光学機器なのでカメラと考え方は一緒で、高性能な望遠鏡は重い&高いんです。
支える三脚も乱暴ですが重けりゃ安定して観察しやすい。

ただしベースとなる夜空の環境もそれ以上に左右されます。
どれだけ高性能な望遠鏡でも曇ってりゃ役立たず。
仮に夜空の透明度&気流が同条件(安定している)だとすると
照明なしのキャンプ場に屈折式8センチ>市街地のベランダに20センチ反射式
見える星の状態は望遠鏡の性能差を逆転して圧倒的に良く見えるんです。
新月で透明度の高いキャンプ場の夜だと、肉眼でも感動するくらい星が見えますもんね。

そうゆう意味では今月号の『アストロキャンプのススメ』は的を得ていると思います。
天体観測のために照明のない場所に行くのであれば、ついでにキャンプするのがお得です。
常夜灯が完備されている高規格キャンプ場より無照明の格安キャンプ場がベストでしょう。

さすがに望遠鏡までは・・・という場合では双眼鏡も違った面白さがあります。

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双眼鏡は倍率ではありません。対物レンズの大きさがモノを言います。
アトレックライトは30ミリと小口径ですけど6倍と倍率を抑えているので明るいです。
加えて眼幅(2つのレンズの間隔)の最小幅が狭いので子供でも使える眼幅になっています。
koutarouも持っていますが防水でラフに扱えるし、見たい時に気軽に使える機動力は重宝しますね。
本格的仕様の割に小さいので、星空観察以外にもキャンプ、スポーツ観戦等々で値段以上に使えます。

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大人であれば対物レンズ42ミリの8倍くらいが性能と汎用性のバランスが良いと思います。
細かい話になりますが双眼鏡の構造は大きく分けてポロ式とダハ式の2種類ありますが
ポロ式のほうが値段の割に性能が良く、かつ実視界が広いので星空観測には向いています。
上でご紹介した2機種はいずれもポロ式です。
見た目はダハ式のほうがカッコ良いしコンパクトですけどね。

絶対買っちゃいけないのがズーム式。8倍から30倍とか酷いものは100倍とか・・・
値段が安いものに多いんですが倍率が上がって暗い双眼鏡ほど使えないものはありません。
ズーム式は視野も狭くなるので暗い&狭い&ピントが合わないと3重苦に陥ります。
手持ちなら大きくても10倍が限界。それでも星空なら三脚に固定したほうが見やすいかな?

いずれにしてもキャンプで1個あると楽しいアイテムです。
ただ星は天候に大きく左右されるので今週末はアストロキャンプは無理でしょう。

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