朝7時前の光景です。
朝起きると管理人さんが黙々と海岸のゴミ、海藻、小枝を集めておられました。
更にお客さんが多くなってきてもバケツと網を持って一日中ゴミを拾ってくださるんです。
トップクラスの透明度を誇る水質+素晴らしい清掃があってこそ最高の海水浴場が維持されています。
利用料金は金額だけ見ると安くはないと思いますが
子供が安全で安心して遊べる砂浜の利用料金であれば高くはありません。
まずは見えにくい設備だと思うので一番に紹介しました。
そして日本海にしてはガッツリ遠浅な海水浴場というのもポイントが高いです。
3日間遊びましたが岩場以外は特段深み等はないのでファミリー向けでしょう。
ということで、本題の設備を紹介しましょうか?
まずは管理棟(受付)です。ザ・海の家!といった趣のある建物です。
夕方までは海にピッタリのBGMが流れており雰囲気を更に盛り上げてくれます。
浮き輪、ボート等も500円程度でレンタルできます。
お菓子、カップヌードル、焼き肉のたれ、ガス缶、炭等販売しています。
お湯もあるので全て忘れてもお金さえあれば餓死することはありません。
ビール&発泡酒、アイスも市場価格+@で購入できます。
おススメはかき氷!キメが細かくてフワフワの本格かき氷が250円(ミルクは+50円)で堪能できます。
あとゴミは缶、ペットボトル、燃えるゴミに分別すれば引き取ってもらえます。
お次は休憩所です。
お客さんがパンパンでテントを立てるスペースがない場合は
とりあえず泳ぎながら日陰で休憩できます。
ただし別料金です・・・(笑)
お次はトイレ&シャワー棟です。
2004年に建築されたようで特に古いイメージはありません。
写真はありませんが男性用トイレは小便器3、大便器(和式)3で綺麗に掃除されています。
ユニバーサルトイレもあり洋式トイレかつオムツ替え用のベビーベッドもありました。
コチラが男性用シャワー室入口になります。入口の水道で簡単に砂を洗い落とします。
シャワーの利用料金は含まれているので特にお金は必要ありません。
が・・・3か所あるシャワールームは全て冷水(加温なしの水道水)になります。
温泉に入りたい場合は隣接する西長門リゾートの温泉を利用できます。
が・・・利用料金は大人1,000円、子供500円・・・koutarouはあきらめました・・・
最後に炊事棟です。
・・・正直言って、この完全青空天井の炊事棟だけは・・・
蛇口は4個で結構水が跳ねます・・・
まぁ海水浴場でキャンプして本格的に料理をすることはないのでkoutarouは問題ありません。
番外としてバンガローも紹介しておきましょう。
管理棟横にある一見倉庫にもみえるプレハブハウスがバンガローです。
広さは畳4枚分くらいでしょうか?当然寝るだけのスペースですがエアコンが付いています。
利用料金は
バンガロー使用料:3,000円
基本利用料金:大人1,700円、子供1,200円、幼児500円
別途駐車料金:1,000円(2泊目から500円)なので
koutarouの家族構成だと
1泊料金=3,000円+1,700円×2人+1,200円+500円+1,000円=9,100円
キャンプだと同条件で5,400円。差額の3,700円が設営&撤収手間+エアコン使用料ですね。
う~ん・・・微妙~な値段だ・・・
キャンプは予約不可の早い者勝ちですが、バンガローのみ事前予約が可能とのことです。
総括すると、素晴らしい海で海水浴したうえにキャンプまでできる!
この部分に価値観を見いだせるか?に尽きると思います。
なので、あえて『おススメ』とも『ヤメトケ』ともアドバイスしません。
最後に・・・このブログを参考にされるかたもいると思います。
が、間違っても初キャンプ(経験&装備不足)でデビューするキャンプ場ではありません。
考えてみてください。
トップシーズンで激混みのサイトに、灼熱のなか慣れないテントを張って
子供と泳いで疲れて、夕食は飯盒炊飯と炭火で遠赤外線を浴びながらのBBQ・・・
奥さんは1日で1年分以上の紫外線を浴びて風呂にも入れず・・・そのうえ料理&片付け担当・・・
夜は熱帯夜のなか地熱の上がる地面に直に寝て睡眠不足・・・
翌日も全開に泳いで疲れたあとに炎天下のなか撤収・・・帰ったら車の中は砂だらけ・・・
初キャンプがコレでは『キャンプは年に一度でもう十分・・・』となりかねません。
実際に子供、奥さんが熱中症の症状が出て病院に行かれた家族も複数いらっしゃいました。
私は経験から手を抜くところは抜いてますし、装備も天候を想定してそれなりに準備しています。
と、そもそも家族全員がアウトドアに関して理解と耐性があることも事実です。
koutarouは家族全員十分楽しめたので、また海キャンに行きますが
そもそも年間30泊以上キャンプしてる家族なので普通ではないと思います。
キャンプ慣れしていると、冬キャンプよりハードルは高いと感じました。
責任が持てませんので夏休みにキャンプデビューなら高原もしくは川をおススメします。
キャンプを楽しまれるファミリーが沢山増えることを望んでいるので厳しめのレポにしました。
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